デメリット

格安SIMにデメリットは多い?必ず気をつけたい注意点を解説します

格安SIMの最大のメリットといえば、大手キャリアより料金が安くなるところです。
プランによっては毎月2,000〜3,000円ほどになりますので、キャリアの半額から1/3になることもあります。

しかし、料金が安いということは、それなりに理由があるのではないかと思いますよね。
実際格安SIMにはキャリアと比較するとデメリットになるところや、キャリアなら当たり前にできることが格安SIMならできなくなることもあります。

そこで、節約効果やメリット・デメリットを総合的に比較して、乗り換えるかどうか決めることが大切になります。

今回は格安SIMのデメリットについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

格安SIMのデメリット1.通話料が高くなる

通話料金が高くなる
格安SIMのデメリットとして最も気をつけたいのが、通話料が高くなる場合があるということです。

10分かけ放題オプションをつけるなどして通話料を安くすることができますが、オプションをつけない場合、長電話をすると思わぬ高額請求になってしまう可能性もありますので要注意です。

格安SIMのデメリットは通話料

格安SIMの通話料は30秒あたり20円が基本です。

格安SIMはその名のとおり料金が大幅に安くなるのが特徴のサービスです。

月額料金は大手キャリアと比べると半額~3分の1まで下がりますので、基本料金としては大幅な節約になりますが、たくさん電話をかけるとそこまで安くならない可能性もあります。

要注意!長電話すると高額請求になる可能性も

格安SIMにも通話料の割引サービスがありますので解決法はあるのですが、もし通話料の割引を何も利用せずに格安SIMで長電話すると、翌月の料金が高額請求になってしまう可能性があります。

通話料が30秒あたり20円の場合、通話時間によって必要な通話料を計算すると以下のようになります。

通話時間通話料(30秒20円として)
5分200円
10分400円
30分1,200円
1時間2,400円。
3時間7,200円

もちろん格安SIMにも通話料の割引方法がたくさんありますし、ラインなどの無料通話を活用すれば通話料を無料にすることもできます。

そういったサービスを活用すればここまで高くなることはありません。

しかし、通話料の割引に申し込むのを忘れていたりすると、高額な料金が請求される可能性がありますので注意が必要です。

アプリからかければ半額に

格安SIMでは通話料が安くなるアプリがあり、アプリを通して電話をかけることで通話料が半額になることが多いです。

たとえば、楽天モバイルなら「楽天でんわ」を利用することで、通話料が30秒あたり10円、つまり半額になります。

通話料が半額になるサービスは月額料金無料で利用できることが多いので、忘れずに申し込みしておくことが大切です。

格安SIMのかけ放題サービス

格安SIMでも大手キャリアのようにかけ放題サービスをオプションで利用できる場合があります。

たとえば楽天モバイルでは10分かけ放題サービスがオプション料金月額850円で利用できます。

10分かけ放題に加入すると、10分までの国内通話が何度でも無料になります。

10分を超えそうになったら一度電話を切ってかけ直すという手間をかけることで、通話料を大幅に安くすることができます。

格安SIMのデメリット2.スマホ故障・紛失時のサポートが不安

故障や紛失時のサポートが不安
格安SIMでは大手キャリアのように端末の販売や機種変更、修理のシステムが充実していませんので、スマホが故障した時やスマホを紛失したときに不便を感じてしまうことがあります。

格安SIMでスマホが故障・紛失するとどうなる?

格安SIMでスマホが故障してしまったり、スマホを紛失してしまうと、基本的には自分で新しいスマホ端末を準備する必要があります。

大手キャリアなら、ドコモならドコモショップ、auならauショップに壊れた端末を持ち込めば修理受付をしてくれて、さらに代替機種も貸してくれます。

しかし、格安SIMではそういった修理サービスを行っていない会社が多く、スマホを製造したメーカーに自分で修理を依頼する必要があります。

スマホが壊れたときは、新しい端末を買うか、メーカーで修理してもらうかして自分で解決しないといけないのがデメリットになります。

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リアル店舗が充実した格安SIMもある

ただし格安SIMの中にも店舗が充実した会社もあります。

たとえば、携帯電話キャリアへの移行が予定されている楽天モバイルでは全国に店舗をたくさん用意しています。

その他にも、イオンモバイルでは全国のイオンの店舗でサポートを受けることができます。

店舗窓口が充実している格安SIMなら、困ったことがあったときに相談できますので、スマホに詳しくない人でも安心です。

キャリアならできて格安SIMならできないことは?

キャリアと格安SIMの違い
そのほかにも、大手キャリアではできていたことが格安SIMになると使えなくなることもあります。

乗り換えてから気づくと困ってしまう可能性がありますので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

キャリアメールが使えなくなる

格安SIMに乗り換えてから使えなくなるものとして、キャリアメールがあります。

キャリアメールとは、おなじみの@docomo.ne.jpなどのメールアドレスのことで、ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれキャリアメール同士ならスムーズに送受信ができます。

キャリアメールの場合はキャリアメールを使っている相手にメールを送った場合でも、「携帯電話からのメール」という扱いになり、迷惑メール扱いにはなりません。

格安SIMのメールアドレスについては使用する格安SIM会社で異なります。

格安SIM会社によってはメールサービスを提供してくれていることもありますし、もしメールサービスが提供されていない場合は無料で使用できるGmailやYahooメールを使用します。

格安SIMで使用するメールアドレスだと格安SIM会社が提供しているものを使用したとしても「パソコンからのメール」という扱いになってしまい、迷惑メールとして自動的にブロックされてしまうことが多いです。

そうすると、今までキャリアメールで連絡を取り合っていた知り合いに、メールの受信設定を変更してもらう必要があります。

キャリアメールなら「メールアドレスが変わりました」と連絡するだけでよいところが、キャリアメールが使えなくなると、相手に手間を取らせてしまう場合があることがデメリットです。

携帯決済が使えない

もうひとつ、大手キャリアで使えていた携帯決済が使えなくなるのもデメリットです。

携帯決済とは、オンラインの買い物や月額サービスを利用するときに、暗証番号を入力するだけで携帯電話料金と合算で支払いができるサービスです。

格安SIMではごく一部をのぞいて携帯決済が使えませんので、クレジットカードやデビットカードを使う必要があります

なお格安SIMでも楽天モバイルなら会員ページから簡単な設定をするだけで携帯決済を利用することができます。

楽天モバイルは第4のキャリアになることが予定されていることもあり、大手キャリア並みのサービスが利用できるようになっています。

しかし楽天モバイル以外の格安SIMでは現状は携帯決済を利用することができないのがデメリットです。

まとめ

キャリアから格安SIMに乗り換えると料金が半額以下になることが多いですが、その代わり通話料が高くなることがありますので注意してください。

格安SIMにはアプリを通して電話することで通話料が半額になるサービスがあったり、5分〜10分のかけ放題サービスもありますので、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。

また、スマホ故障時の店舗サービスが受けられるかどうかも重要です。

格安SIMのデメリットをひととおり把握したうえで乗り換えるかどうか判断すれば、あとから後悔してしまうということもなくなるでしょう。

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